研究課題/領域番号 |
23K09065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
吉田 絢子 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学三田病院, 講師 (20770465)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 円錐角膜 / バイオマーカー / 進行予測因子 / 進行予防 / リスクファクター |
研究開始時の研究の概要 |
円錐角膜は両眼性、進行性に角膜が菲薄化、突出し、視力低下をきたす疾患である。主に角膜クロスリンキングや角膜移植などの外科的治療が行われるが、円錐角膜に対する薬物治療は存在しない。円錐角膜の病因となるバイオマーカがみつかれば患者に対する早期介入だけでなく、創薬の可能性も拡がる。 本研究の目的は、円錐角膜のバイオマーカを探索を通して、円錐角膜の診断や患者の治療に役立てることである。
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研究実績の概要 |
円錐角膜は両眼性、進行性に角膜が菲薄化、突出する変性疾患である。円錐角膜の治療は、進行予防のための角膜クロスリンキング、重度の変形がある場合は角膜移植が行われる。いずれも外科的治療であり発症や進行をとめる薬物治療は存在しない。そのため円錐角膜診療においては進行予防が非常に重要である。円錐角膜の詳しい病因はわかっておらずバイオマーカの研究は多くなされているものの未だ決定的なものは知られていない。病因となるバイオマーカがみつかれば患者に対する早期介入だけでなく、創薬の可能性も拡がる。 本研究の目的は、①円錐角膜のバイオマーカを探索すること、②そのバイオマーカが実際の症例において進行に関連しているのか、臨床データとの相関を調査すること、③実臨床で円錐角膜患者を診療する際の喫緊の課題を解決することである。 本年度は円錐角膜の進行リスクの一つとして知られる睡眠時無呼吸症候群やfloppy eyelid症候群やそのほか円錐角膜眼における各種測定値についての横断的な調査研究を実施し学会発表を主に行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
円錐角膜眼の進行予測因子を探るための横断的な臨床研究をすすめ、学会発表をすることができたため。
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今後の研究の推進方策 |
得られた知見を英語論文化すること、また患者涙液からバイオマーカ候補についての解析をすすめること。
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