研究課題
基盤研究(C)
落屑症候群 (pseudoexfoliation syndrome: PEX)は加齢により生じる疾患で、著明な高眼圧を呈 する続発性緑内障および水晶体を支持する毛様小帯の脆弱化もしくは断裂を生じる。PEXは 加齢性弾性線維性疾患とされているが、これまでにPEXについての基礎研究は本学薬理学・ 眼科学講座を含め数報しか存在しない。本研究では、毛様小帯の主成分であるミクロフィブ リル形成に大きく寄与するLTBP (Latent Transforming Growth Factor Gene)2遺伝子に着目し、 以下を研究目的とする。