研究課題/領域番号 |
23K09077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
野村 正 神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (30529566)
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研究分担者 |
寺師 浩人 神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (80217421)
榊原 俊介 神戸大学, 医学部附属病院, 特命講師 (50444592)
青木 大地 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (00913089)
上田 美怜 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (80973700)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 脈管奇形 / 血管平滑筋細胞 / 動静脈奇形 |
研究開始時の研究の概要 |
脈管奇形のうち動静脈奇形や静脈奇形では軟部組織の醜状変形にとどまらず、筋・骨格系の変形、病変からの出血など組織破壊的となることもあり、日常生活に著しい制限を生じる。病変の多くは進行性であり、難治病変では進行を止める手段さえない場合がある。これらの病態生理および悪化の機序にはなお不明な点が多い。われわれは本研究を通じて、脈管奇形のうち特に動静脈奇形における悪化機序について、主に「機械的刺激」に焦点を当てて分子生物学的側面より評価し、本疾患の分類・診断基準作成の補助ならびに疾患治療の確立へ結びつけることを目的とする。
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研究実績の概要 |
初代培養したAVM由来血管内皮細胞(AVMVEC)の細胞数測定による増殖能の検討を行った。さらにtube formation、sproutingならびに遊走能の評価を位相差顕微鏡を用いて行った。同様の操作を、HUVECならびに正常動脈由来血管内皮細胞でも行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
患者数が予想以上に少なく、AVMVEC細胞の初代培養が困難であったことに加え、初代培養したAVM由来血管内皮細胞(AVMVEC)について、線維芽細胞のcontamination等があり、手技の洗練化に時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
FACS等を用いてAVMVECの単離を確実なものとし、シェストレス下でのPIEZO2の発現について実験を進めたい。また、対照のHUVECについても検討を進めていきたい。
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