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1細胞解析による基底膜の形成機序を軸とした再上皮化メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K09100
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

米澤 朋子  岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (30304299)

研究分担者 大野 充昭  岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (60613156)
百田 龍輔  岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (80263557)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード創傷治癒 / 皮膚
研究開始時の研究の概要

皮膚の創傷治癒において、再上皮化の遅延は難治性化の要因の一つであり、効率よく再上皮化を誘導する治療が望まれるが現状は未だ十分でない。本研究では1細胞解析技術を応用し、基底膜の形成機序を軸に再上皮化という現象を包括的に理解し、再上皮化の遅延や積極的に誘導するメカニズムを明らかにし、創傷治癒の新たな治療法につながる基盤研究を行う。

研究実績の概要

近年,長寿化や生活習慣病の蔓延等により,糖尿病,動脈硬化や下肢閉塞性動脈疾患等が増加傾向にある.これら患者には足壊疽等,治療に難渋する難治性創傷を認め,重症例では下肢切断となり,患者のQOLを著しく低下させる.近年,創傷治癒を目的に細胞外マトリックスを含んだ創傷被覆材が使用されているが,その効果は必ずしも十分ではないと考えられる.特に、皮膚の創傷治癒において、再上皮化の遅延は難治性化の要因の一つであり、効率よく再上皮化を誘導する治療が望まれるが、現状は未だ十分ではないと考えられる。再上皮化のメカニズムが明らかになり、再上皮化を早期に誘導することができれば、難治性創傷の予防や治療の開発や改善に貢献できる。
我々はマウスモデルにおける皮膚創傷治癒では表皮基底膜形成が再上皮化に大きく影響を与えることを解析したが、その基底膜の形成機序は複雑であり、未だその詳細は不明である。本研究では1細胞解析技術を応用し、基底膜の形成機序を軸に再上皮化という現象を包括的に理解して、再上皮化の遅延や積極的に誘導するメカニズムを明らかにし、創傷治癒のメカニズムについての新しい知見を得ることが本研究の目的である。バイオインフォマティクス解析を駆使して詳細な解析を行っていく計画である。
本年度は若齢と老齢のマウスを用いた皮膚創傷治癒モデルを作製し、創傷治癒過程の組織学的解析をおこなった。また、1細胞解析のための予備的解析に着手した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

マウスを用いた皮膚創傷治癒モデルの解析に時間を要したため。

今後の研究の推進方策

本年度の計画も引き続き継続し、次年度の計画も進める。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 分子医化学分野

    • URL

      http://www.okayama-u-mbb.jp/

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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