研究課題
基盤研究(C)
次世代シークエンサーなどの解析技術の向上により、ヒトをはじめ霊長類のゲノム上には、他の哺乳類で確認されない遺伝子の存在が見られることが明らかとなった。しかしながら、霊長類特異的遺伝子の中には名称がついているものの機能が未解明であるものが依然として存在する。申請者はこの点に着目し、口腔癌において高発現と予後不良が相関する霊長類特異的遺伝子を標的とし、同遺伝子を特異的に調節する手法による口腔癌検査および治療へのアプローチを着想した。