• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

歯周病原細菌による刺激を受けた破骨細胞に対するアディポネクチンの影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K09210
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

大城 希美子  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (50610979)

研究分担者 丸尾 直樹  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (40780127)
大和 寛明  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50906336)
堤 貴司  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (70736652)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード破骨細胞 / アディポネクチン / 歯周炎 / 歯周病
研究開始時の研究の概要

病的骨吸収を伴う歯周炎は単なる口腔感染症ではなく、メタボリックシンドローム(糖尿病・動脈硬化・高血圧・脂質異常症など)に悪影響を及ぼす生活習慣病の一種であることが報告されている。一方、これらの予防・改善に関わる因子としてアディポネクチンが注目されているが、骨吸収を担う破骨細胞に対するアディポネクチンの影響は促進と抑制の両面からの作用が報告されている。
本研究では、歯周炎モデルの破骨細胞の分化する過程に対するアディポネクチンの影響を検討する。

研究実績の概要

本研究の目的は、メタボリックシンドロームへの影響がある破骨細胞(歯周炎の骨吸収を担う)と脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンの関係の詳細を明らかにすることである。
マウス培養系細胞Raw264.7細胞を、破骨細胞分化誘導因子RANKL (Receptor activator of nuclear factor kappa-Β ligand) で刺激し、単核破骨前駆細胞から多核成熟破骨細胞に分化誘導するという実験系を用いているが、RANKL刺激で破骨細胞になかなか分化しないため、研究は遅延している。RANKLのLot.による影響などを検討している。
細胞が分化する傾向を示し始めたため、アディポネクチンによる刺激を行い、TRAP染色により影響の有無を検討している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

マウス培養系細胞Raw264.7細胞を、破骨細胞分化誘導因子RANKL (Receptor activator of nuclear factor kappa-Β ligand) で刺激し、単核破骨前駆細胞から多核成熟破骨細胞に分化誘導するという実験系を用いているが、RANKL刺激で破骨細胞になかなか分化しないため、研究は遅延した。RANKLのLot.による影響などを検討している。

今後の研究の推進方策

現在、破骨前駆細胞(単核)が成熟破骨細胞(多核)になる過程におけるアディポネクチンの影響を検討している。今後は、歯周炎に罹患している場合を想定した破骨細胞の影響を検討するため、更に歯周病原細菌を想定したLPSなどによる追加刺激による影響を検討していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi