研究課題
基盤研究(C)
骨再生に用いられる人工骨は、内部で栄養やシグナルが血流により効率よく交通できるような構造を有することが好ましい。血流を左右する主因子は流入・流出部となる表面の開口性であると考えられる。そこで本研究では、骨と同じ組成(炭酸アパタイト)のセメントを用いて人工骨の表面開口性を制御した炭酸アパタイト複合多孔体を作製する。血流・骨再生への影響を数値流体力学的・病理組織学的観点から明らかにすることを目指す。