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補綴治療の意義の検証、効果向上を目指したオーラルサルコペニアの病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K09254
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関九州大学

研究代表者

荻野 洋一郎  九州大学, 歯学研究院, 准教授 (50380431)

研究分担者 鮎川 保則  九州大学, 歯学研究院, 教授 (50304697)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード口腔機能 / 口腔周囲筋 / オーラルサルコペニア
研究開始時の研究の概要

現在、全身の健康にも重要と考えられている口腔機能の低下とそれに関与すると考えられている筋肉量や筋肉力の低下であるオーラルサルコペニアの関連を検証することが本研究の目的である。しかし、オーラルサルコペニアはその定義が明確でないために、今回は口腔周囲筋(舌、咬筋、オトガイ舌骨筋)の厚みを超音波診断装置を用いて計測、さらには筋力としては咬合力や舌圧などを計測することでこれらの関連を検証する、これらによってオーラルサルコペニアの診断基準の提唱を目的とする。

研究実績の概要

本年度は、本研究を遂行するにあたり、本院での臨床研究の倫理審査と機器の選定、ならびに予備的研究をメインに行なった後に研究を遂行した。
研究申請の段階では、超音波を用いた筋肉の診査の機器として購入を考慮していたものについて、専門の業者をディスカッションを重ねたところ、計測や画像の精度の上で、予定よりもハイスペックな機種(汎用超音波画像診断装置 iViz air タブレット表示器)の購入が望ましいと思われたために、機器を変更し、予算の使用について大きく変更した。また口腔機能計測の機器については、消耗品を中心に購入した。
また、当該研究に関わる情報収集のために、複数の学会に参加し、情報取集を行った。
2023年度は倫理審査後に予備的実験で機器の使用についても術者が精通するような段階を踏んだ後に、順次計測を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

機器の選定と倫理審査までの期間に当初の予定よりも長くかかてしまったことが原因である。現在はこれらの問題はクリアできたために、これまでの遅れを取り戻すように尽力する。

今後の研究の推進方策

被験者を募集し、データ収集を行うことが最も重要である。本院での倫理審査では、いわゆるポジティブコントロールにあたると思われる歯科治療を受けていない若年者も含めているために、計測できるところは随時進めていく。
また、患者群については、主に①治療前と②治療後やメンテナンスで来院している患者に対して、継続を行い、また、場合によっては顎欠損患者も対象に計測を進めていくこととする。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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