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ナノポアシーケンスを用いた口腔細菌叢解析によるARONJリスク診断の構築

研究課題

研究課題/領域番号 23K09336
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

比地岡 浩志  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (70305150)

研究分担者 別府 真広  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00363648)
後藤 雄一  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00637902)
杉浦 剛  東北大学, 歯学研究科, 教授 (40322292)
久米 健一  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (60650067)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワードARONJ (MRONJ) / ナノポアシーケンス / マイクロバイオーム
研究開始時の研究の概要

BP製剤などの骨吸収抑制薬の使用と口腔感染症が起 因となって発症するとされる骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)は医科歯科を跨ぐ疾患で大きな問題となって いるが、未だ病態に不明な点が多く、重要とされる予防方法も確立していない。本研究はナノポアシーケ ンスを用い、ARONJの病因解明と発症リスク診断の構築を目的としている。
ナノポアシー ケンスは簡便かつ迅速に口腔細菌叢のロングリード解析が可能となるため、ARONJのみならず、齲歯、歯周病などの歯性感染症や誤嚥性肺炎など口腔細菌を原因とする感染症に対し ても有効な予防法や治療の創出につながることが期待される。

研究実績の概要

BP製剤などの骨吸収抑制薬の使用と口腔感染症が起 因となって発症するとされる骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)は医科歯科を跨ぐ疾患で大きな問題となって いるが、未だ病態に不明な点が多く、重要とされる予防方法も確立していない。本研究はナノポアシーケンスを用い、ARON Jの病因解明と発症リスク診断の構築を目的としている。ナノポアシーケンスは簡便かつ迅速に口腔細菌叢のロングリード解析が可能となるため、ARONJのみならず、齲歯、歯周病などの歯性感染症や誤嚥性肺炎など口腔細菌を原因とする感染症に対しても有効な予防法や治療の創出につながることが期待される。
今年度は研究計画に則り、健常者20名、ARONJ患者20名およ びBMA服用患者(ARONJ未発症)20 名より唾液および腐骨(ARONJ患者のみ)を採取しているところである。検体数が確保でき次第、解析プラットフォームNanoGalaxyを用い、以下の手順で比較検討を行い、 ARONJの発症リスクとなる細菌(種)や細菌叢構成を同定する。
1) 健常者唾液 vs BMA服用患者唾液 :BMAによる口腔細菌叢への影響、2) BMA服用患者唾液 vs ARONJ患者:ARONJ発症の口腔細菌叢の傾向(リス ク解析) 、3) ARONJ患者唾液 vs ARONJ腐骨 :ARONJ発症、進行の原因細菌の同定

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

今年度は研究計画に則り、健常者20名、ARONJ患者20名およ びBMA服用患者(ARONJ未発症)20 名より唾液および腐骨(ARONJ患者のみ)を採取しているところであるが、想定よりBMA服用患者(ARONJ未発症)が確保できず、同群と他群の比較検討が遅れている。

今後の研究の推進方策

遅延の原因となっているBMA服用患者(ARONJ未発症)の不足は当院整形外科に働きかけを行い、どう患者を確保していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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