研究課題
基盤研究(C)
放射線治療は頭頸部がんに対して高い治療効果を有するが、様々な有害事象を必発する。特に晩発性の放射線性顎骨壊死は著しくQOLを低下させるにも関わらず、未だ治療法が確立していない。昨今、難治性疾患に対して、間葉系幹細胞が分泌するエクソソームを用いた新たな治療法が期待されている。エクソソームの組成は培養環境に依存するとされており、本研究では放射線性顎骨壊死をターゲットにして酸素環境が及ぼす影響を最適化し、エクソソームを用いた新たな治療法を確立する。