研究課題/領域番号 |
23K09496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 福岡医療短期大学 |
研究代表者 |
石井 綾子 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師 (10613440)
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研究分担者 |
米田 雅裕 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (10253460)
谷口 奈央 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (60372885)
南 レイラ 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師 (80758079)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | QLFライト / 舌苔 / 口臭 |
研究開始時の研究の概要 |
口臭を減らすには適切な口腔清掃および歯周組織の健康維持が必要であり、本研究の目的は、簡便で継続可能な口臭予防法を開発することである。そこで今回、2つの新しいアプローチで口臭を減らすことを想起した。 1つ目のアプローチは口臭およびその原因の可視化であるが、目に見えないデンタルプラークや舌苔を可視化することにより、安全かつ効率的に口腔清掃が可能になると考える。小型ポンプで呼気を吸引し、使い捨て検知管で口臭をチェックする方法を検討している。2つめのアプローチは乳酸菌タブレットにラクトフェリンを添加するものである。乳酸菌による持続的細菌叢改善効果に加えて即効的口臭抑制効果が期待される。
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研究実績の概要 |
近年、治療技術および歯科材料の向上により歯冠色修復物と歯質との違いがわかりにくくなっている。審美性を求める患者の要望は満たしているが、学校健診など照明環境が不十分なところでは歯冠色修復物と健全歯との鑑別が困難で診査のミスを生じかねない。今回われわれは歯科医師免許取得直後の臨床研修歯科医48名の口腔健診実習(座位)に通常ライトと口腔健診用QLFライトを応用した。その結果、通常のライト使用時に比べ、QLFライト使用時はコンポジットレジンやオールセラミッククラウンの正解率が向上した。今後は舌苔の可視化に向けて臨床研究を行って行く予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
他の業務に時間を取られ、研究テーマの進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
QLFライトによる舌苔可視化を進める。口臭検知管の基礎データは揃ってきたので分析を行う。ラクトフェリンの研究を進める。
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