研究課題/領域番号 |
23K09523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
里村 嘉弘 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (40582531)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 障害 / 共同創造 / 組織改革 / スティグマ / 医学教育 / disability / co-production / ダイバーシティ&インクルージョン |
研究開始時の研究の概要 |
医学・医療分野において共同創造を推進していくためには、障害のある医療人材の活躍が必要不可欠であるが、構造的障壁や障害に関するスティグマ等の文化的障壁のため、未だ十分に達成出来ていない。欧米と比較して本邦では障害のある医療人材が少ないばかりか、その詳細な実態についても明らかにされていない。そこで本研究では、医学部・学部生を対象とした、障害のある学生についての実態調査を行う。また、障害のある構成員が効果的かつ継続的に力を発揮するための医療の組織条件を明らかにし、組織変革を促進するための介入法の開発を目指す。
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研究実績の概要 |
医学・医療の共同創造に向けて、これまで明らかにされてこなかった全国の医学部・学部生における障害のある学生の存在率や配慮についての実態調査を行うため、質問票の作成と研究倫理申請の準備を進めた。縦断的・多時点の調査とするため、より簡便に行えるようWeb調査を想定し、海外との比較も行えるよう先行研究も参照しながら作成を進めた。 医学教育や医療の現場における構造的障壁やスティグマを含む文化的障壁を理解し、組織を変革していくための組織条件を明らかにするため、障害のある医学・看護学生、医療従事者、医学系研究者等へのインタビュー調査の準備を進めた。事前アンケートおよびインタビューガイドを作成し、研究倫理申請の準備を行った。 また、全国の大学の医学部・看護学部において、疾患・障害や健康の社会的決定因子など、何らかのマイノリティ性や困難をもつ学生の存在、その内容、配慮の実態、ニーズ等を明らかにすること、また、医学教育における課題を抽出することを目的とした、医学部の学生主導の調査「看護学生・医学生の困りごと・ニーズ調査」の準備を進め、開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
全国の医学部・学部生における障害のある学生の存在率や配慮についての実態調査、および、障害のある医学・看護学生、医療従事者、医学系研究者等へのインタビュー調査の準備は進められており、また、全国の医学部の学生を対象とした学生主導の調査もすでに開始できており、全体としておおむね順調に進展していると考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
実態調査、および、インタビュー調査のパイロット実施を可及的速やかに行うことで、課題の抽出と修正を早期に行い、研究の推進につなげる。
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