研究課題/領域番号 |
23K09534
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
下沖 収 岩手医科大学, 医学部, 教授 (30805065)
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研究分担者 |
大間々 真一 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (20453300)
山田 哲也 岩手医科大学, 医学部, 助教 (20825476)
高橋 智弘 岩手医科大学, 医学部, 講師 (80438449)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 奨学金養成医師 / 地域医療志向性 / へき地勤務 |
研究開始時の研究の概要 |
医師の地域偏在は社会的課題である。地域枠等養成医師(以下、 地域枠医師)は医師少数地域への配置を目指したものである。これらの医師が、地域医療を経験することで地域医療志向性が高まる可能性は従前より考えられているが、実際の地域医療経験が地域医療志向性を高めるかどうかの明確な知見はまだない。本研究では、地域枠医師等がへき地等への配置により地域医療志向性が高まるかどうかについて調査を行い、地域医療志向性の芽生える時期について考察する。
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研究実績の概要 |
本研究は岩手県地域枠等養成医師を対象に,義務履行前後の地域医療志向性の変化,岩手県自治医大卒業医師との比較,地域枠等養成医師が地域医療従事に対する陽性感情・陰性感情の抽出と要因分析,それぞれについて明らかにすることを目的としている.研究方法は,岩手県の地域枠等奨学金養成医師を対象に,①経時調査(地域にて勤務開始前と勤務終了後),②総括調査(義務履行終了者に対する振り返り),質的調査(抽出した被検者にインタビュー),④比較調査(自治医大卒業生との比較)を行う計画である.2023年度は倫理委員会審査と説明同意書等の関係書類の作成,質問紙の作成,2024年度研究開始のための対象者選定を進めた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
講座の大学院学生,専門研修医が想定外に増加したために,教育的エフォートの確保のために,当該研究に対するエフォートが当初の予定より減少したために,やや遅れての進捗となっている.
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今後の研究の推進方策 |
働き方改革の開始とともに,研究時間の確保と研究分担者を増加して推進を図る.具体的には2024年度前半には最初の対象者に対しての研究協力依頼を行い,調査票による着任前データ収集を図る.2025年度初頭にも赴任前データの収集,2025年度終了時には着任後データの収集とインタビューを行う計画で進める.インタビューは着任後の対象者に対して随時進めていく予定である.
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