研究課題/領域番号 |
23K09537
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
|
研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
前田 康晴 昭和大学, 医学部, 講師 (30595616)
|
研究分担者 |
大塚 和朗 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 准教授 (00338443)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 潰瘍性大腸炎 / モバイルヘルスケア / 人工知能 / 行動変容 / アドヒアランス |
研究開始時の研究の概要 |
潰瘍性大腸炎(UC)は本邦で急増中の疾患で、専門医のみでなく、一般消化器医が診療する疾患となった。専門医の偏在から通常の生活指導や疾患教育の効果は限定的である。そこでAI技術を応用したモバイルヘルスシステムによりUC患者の行動変容を促し患者の長期予後を改善させる発想に至った。本研究は、症状モニタリング、服薬リマインド、受診促進を行うモバイルヘルスシステムを開発し、患者の長期予後改善への効果を検証する。
|
研究実績の概要 |
2023年度は1:潰瘍性大腸炎患者の再燃を予測する人工知能システムの構築。2:ウェラブルデバイスから生体データ(睡眠データ、心拍数)を取り出し、解析するための基盤を構築するためにウェラブルデバイスから健常人2名のデータを集積した。 1:潰瘍性大腸炎患者の再燃を予測する人工知能システムの構築のため約400名の潰瘍性大腸炎患者のデータベースを作成し、臨床的再燃と関与する因子の抽出をおこなった。現在そのシステムの前向きの実証実験をおこなっている。 2:ウェラブルデバイスから生体データ(睡眠データ)を取り出し解析可能なデータベースの基盤を構築をおこなった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度は当初の予定とうり、潰瘍性大腸炎患者の再燃予測のための人工知能の開発が予定とうり進捗した。
|
今後の研究の推進方策 |
次年度は潰瘍性大腸炎患者の再燃予測のための人工知能システムの精度評価および、潰瘍性大腸炎患者にウェアラブルデバイスを貸与した上で生体データ集積を行う予定である。
|