研究課題
基盤研究(C)
受診者個人と社会的立場から利益不利益バランスを検討し、がん検診の対象年齢を再検討し、受診に向けた公平な機会提供を目的として、以下の検討を行う。1)諸外国におけるがん検診の対象年齢設定に関するホライゾンスキャニング、ヒアリング調査。2)がん検診の評価研究をベースに性別年代別の利益不利益バランスの検討。3)官庁統計などからリアルワールドにおける性別年代別の利益不利益バランスの検討。4)決定樹分析(decision analysis)により対象拡大に伴う利益不利益バランスを検討。5)上記の結果に基づき、ライフコースに対応して、各種がん検診の最適年齢、許容年齢、不要年齢の設定。