研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、生活習慣病のリスクを高める量の飲酒を行っている過剰飲酒者に対して、微アルコール飲料の提供でアルコール摂取量が減るのかを介入試験で検証することである。過剰飲酒は危険な飲酒パターンの一つであり、生活習慣病以外にもアルコール依存症、がんなどの慢性的な健康障害が惹き起こされる。本研究では、地球規模課題である過剰なアルコール摂取の改善を図るための有用な資料を世に提供することで、政策提言を含む効果的な対策を行うことが可能となる。新型コロナ流行に伴い、飲酒量の増加とアルコール関連問題の増加が世界中で確認されており、本研究のテーマは非常に重要であり、かつ喫緊の課題と考えられる。