研究課題/領域番号 |
23K09616
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
吉原 史樹 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (70393220)
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研究分担者 |
平松 治彦 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, その他, 部長 (40304125)
森 久恵 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (60794138)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | クリニカルパス / Value-Based Health Care |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、第一にクリニカルパスを医学的観点と経済的観点の両側面より評価し、クリニカルパスの新しい意義を構築することである。第二にクリニカルパスを活用しValue-Based Health Care(VBHC)とShared decision-making(患者意思決定)支援を推進するために必要な要因の同定とその評価方法を確立することである。
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研究実績の概要 |
今年度は、経済的観点からのパス評価に関して以下の分析を行った。毎月会議を開催し、パスに紐づくDPCにおいて①投薬、②注射、③処置、④検査、⑤画像の5項目に関するのベンチマーク分析を実施。これとは別に管理加算の算定率も分析した。これらの分析結果よりパス改訂の可能性を検討した。また、パス改訂前後におけるDPC II期間での入院の占める割合の変化を評価した。さらに、クリティカルインディケーター未達成によるバリアンス内容を評価した。 医学的観点に関して、慢性腎臓病における腎代替療法選択に関して、患者意思決定支援のために面談を39件実施し、腹膜透析、血液透析、腎移植紹介の選択のサポートを実施し、患者および家族からの希望を蓄積した。 来年度はこれらの情報に基づいた研究アウトカムによる研究計画を立案する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度は多施設共同研究の論文公開2件と時期が重なったため、課題進行に遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
今年度中の会議にて得られた知見を基に来年度の課題推進を実施する。
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