研究課題/領域番号 |
23K09699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
内藤 俊夫 順天堂大学, 医学部, 教授 (10365570)
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研究分担者 |
横川 博英 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00328428)
四柳 宏 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30251234)
田妻 進 広島大学, 病院(医), 名誉教授 (80201614)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | HIV感染症 / エイズ / リテラシー / 生活習慣病 / ヘルスリテラシー / HIV感染者 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、HIV感染者の高年齢化が生じている。ビックデータ解析からは、非感染者に比してHIV感染者では加齢による併存症の発症が早く、生活習慣病を主とした多疾患併存や多剤併用の問題を抱えるHIV感染者が多いことが判明した。このため、従来のAIDS指標疾患を対象とした診療以外にも、患者側の要因や要素を加えた効率的な生活習慣病療養支援が必要である。そこで本研究では、HIV感染者を対象に、アンケート調査や、縦断的に患者のヘルスリテラシーレベル、体重・血圧・血糖・脂質異常症・腎機能の推移を観察し、その結果をもとに、ヘルスリテラシーレベルを考慮した「HIV感染者の生活習慣病療養指導の臨床実践的な基礎資料」の作成・提供を目指す。
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研究実績の概要 |
エイズ診療拠点病院を中心とした全国8施設での調査をおこなう。病院のみでなくHIV感染症の診療を行う地域のクリニックでも調査する。地域、施設の規模に偏らず、比較的均一の条件で多数のHIV感染者を募集できることが本研究の利点と考える。 また、HIV感染者における生活習慣病に関するヘルスリテラシーについては、ベースライン時のデータをもとにヘルスリテラシーと生活習慣病コントロール状況との関連を明らかにする。そして治療状況を追跡調査して既往歴や現病歴などを幅広く考慮しつつヘルスリテラシーと生活習慣病状況との関連を検証し、HIV感染者ヘルスリテラシー明確化という目的を果たす。 現在、順天堂大学総合診療科学講座、東京大学医科学研究所附属病院感染免疫内科、名古屋医療センターエイズ治療開発センター、東京医科大学八王子医療センター感染制御部・感染症科、新宿東口クリニック、北海道大学内科学講座血液内科学分野、大阪市立総合医療センター感染症内科、九州医療センター免疫感染症内科の8施設の参加が決定し、順天堂大学倫理委員会の最終審査中である。2024年5月に研究実施許可が得られる見込みであり、7月1日から各施設でのアンケート調査を開始する。 研究実施許可日から2025年3月31日までにHIV感染症治療を目的として共同研究機関を受診したHIV感染症患者を対象とする。本研究の内容を文章で説明し、本研究への参加同意が得られた患者を登録する。目標症例は順天堂大学で300例、研究全体で700例である。対象症例を生活習慣病のコントロールに基づき2群間に分けて単変量解析、多変量解析を行う。研究で得られた結果は、日本エイズ学会、病院総合診療医学会、International AIDS Societyで発表し、HIV、公衆衛生科学領域の専門学術誌で論文として公表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
順天堂大学総合診療科学講座、東京大学医科学研究所附属病院感染免疫内科、名古屋医療センターエイズ治療開発センター、東京医科大学八王子医療センター感染制御部・感染症科、新宿東口クリニック、北海道大学内科学講座血液内科学分野、大阪市立総合医療センター感染症内科、九州医療センター免疫感染症内科の8施設の参加が決定し、順天堂大学倫理委員会の最終審査中である。2024年5月に研究実施許可が得られる見込みであり、7月1日から各施設でのアンケート調査を開始する。
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今後の研究の推進方策 |
研究実施許可日から2025年3月31日までにHIV感染症治療を目的として共同研究機関を受診したHIV感染症患者を対象とする。本研究の内容を文章で説明し、本研究への参加同意が得られた患者を登録する。目標症例は順天堂大学で300例、研究全体で700例である。対象症例を生活習慣病のコントロールに基づき2群間に分けて単変量解析、多変量解析を行う。研究で得られた結果は、日本エイズ学会、病院総合診療医学会、International AIDS Societyで発表し、HIV、公衆衛生科学領域の専門学術誌で論文として公表する予定である。
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