研究課題/領域番号 |
23K09704
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 宝塚大学 |
研究代表者 |
日高 庸晴 宝塚大学, 看護学部, 教授 (40513586)
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研究分担者 |
津田 聡子 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (20616122)
土屋 菜歩 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 非常勤講師 (80396580)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 性行動調査 / 性暴力予防 / 性感染症予防 / 繁華街 |
研究開始時の研究の概要 |
夜の繁華街を来訪する若者を対象にした申請者の過年度調査では、感染予防の知識や検査に関する情報が十分に届いておらず、過去6ヶ月間のセックスパートナーの数は複数かつ、予防行動の実践は概して低率であることがわかっている。一方で“夜の街”で繰り広げられる人間関係や性関係とそれに関連する暴力・性暴力への予防介入研究の報告はほとんどなく、“夜の街”の実態に即した健康教育の実施が圧倒的に不足している。男性を主たる対象に、強引なナンパ・アルコール・性交渉は暴力になり得ること、加害者にならないような行動様式や交際規範を涵養することも、“夜の街”の若者たちへ予防の観点から介入を行う上で重要な視点である。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、深夜の繁華街に来訪する若者を対象にした性に関連する行動や性暴力の実態を横断調査により明らかにすると共に、知識および予防行動実践の向上・強引なナンパや性暴力の加害者にならないための予防介入プログラムを開発・実施・効果評価を行うことである。対象者の利便性と親和性に合致したコンテンツの開発を目指すことを主眼に置く。 研究1年目は量的調査実施に資するために、国内外の先行研究の検索、インフォーマント等との面会、質問票原案をまとめた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
国内外の先行研究をさらに収集する必要があり、精度の高い質問票を開発する作業のため、やや遅れている。調査実施にあたりインフォーマントとの関係性構築は終え、2年目は量的調査に備えていく計画である。
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今後の研究の推進方策 |
専門家やクラブ従業員等からのヒアリングを実施する計画である。また、研究2年目には量的調査実施を行う予定である。
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