研究課題/領域番号 |
23K09722
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
奥田 奈賀子 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (80452233)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高血圧 / 栄養 / 健診 / ナトカリ比 / ナトリウム / カリウム / 高血圧予防 |
研究開始時の研究の概要 |
高血圧の有病率は未だ高く対策を要する。長らく減塩活動が行われてきたが、近年減塩傾向は明らかでなく「減塩とあわせたカリウム(K)摂取増加、食事性Na/K比の低下」を新たな柱として確立すべきである。本研究では、地域一般住民において①「Kは高血圧を予防するミネラル」であることの訴求、②K増加と減塩についての知識の住民におけるアンケート調査、③Na/K比と関連する食傾向の調査、④検尿による尿中Na/K比の測定をあわせて実施することで、「減塩・カリウム増加と健康との知識、食傾向、尿Na/K比(食事性Na/K比の指標)」の関連を検証し、「知識・食事の改善」と食事の改善(尿指標)が相関するかを検証する。
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研究実績の概要 |
協力自治体に対して研究の主旨、概要を説明し了解をいただいた。今年度は、健診時に採取した尿でのNa, K, Creの追加測定および、健診会場でのアンケート調査に協力いただく自治体との調整、およびアンケート調査の設計、健診会場での実際の手順等の調整を行った。当該自治体の健診は毎年4,5月実施であり、2024年4,5月の健診でデータ収集を行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
概ね計画通りに進行している。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度健診会場でアンケート調査を実施し、ナトカリ比との関連が推察される食品群の摂取傾向についてのデータ、および、高血圧と疾患についての知識、高血圧と生活習慣についての知識についてのデータを得る。健診時採取の尿でNa, K, Creを追加測定し、健診時の血圧値、身体計測値、特定健診の法定質問項目とあわせて解析を行う。本研究は、2024年度と2025年度の2カ年にわたりデータ収集を行い、プールして解析する計画である。
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