研究課題/領域番号 |
23K09754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
江口 尚 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (50722146)
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研究分担者 |
井上 彰臣 産業医科大学, IR推進センター, 准教授 (70619767)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リスキリング / 職場の心理社会的要因 / 小規模事業場 / 職場のメンタルヘルス / 中小企業 / 縦断研究 |
研究開始時の研究の概要 |
リスキリングに対応できない労働者は、技術革新に取り残され、仕事の不安定化や将来への不安が生じ、メンタルヘルス不調をきたすリスクが高くなる。本研究課題では、職場におけるリスキリングの労働者のメンタルヘルスへの影響を明らかにするするために、3年間の研究期間において、企業訪問やヒアリングによるリスキリングの労働者への影響の実態の把握及び事例収集、中小企業20社1000名の労働者を対象とした1年間の前向きコホートを構築する。それらの関係を検証することにより、今後増加するリスキリングに対応できない労働者へのメンタルヘルス対策に資するエビデンスを提供することにより、誰も取り残さない職場環境の醸成を目指す。
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研究実績の概要 |
近年、Society5.0社会に向けて急速に技術革新が進む中、世界的に労働者のリスキリング(学び直し)への関心が高まっている。一方で、リスキリングに対応できない労働者は、技術革新に取り残され、仕事の不安定化や将来への不安が生じ、メンタルヘルス不調をきたすリスクが高くなる。そこで本研究課題では、職場におけるリスキリングの労働者のメンタルヘルスへの影響を明らかにするするために、3年間の研究期間において、企業訪問やヒアリングによるリスキリングの労働者への影響の実態の把握及び事例収集、中小企業20社1000名の労働者を対象とした1年間の前向きコホートを構築する。それらの関係を検証することにより、今後増加するリスキリングに対応できない労働者へのメンタルヘルス対策に資するエビデンスを提供することにより、誰も取り残さない職場環境の醸成を目指す。そのために、今年度は、リスキリングの実態把握と事例収集のために、企業外労働衛生機関、地域産業保健センター、日本産業衛生学会産業医部会に所属する産業医等から、ヒアリングを行った。そのうえで、事業場規模が50人未満の小規模事業場からなるコホート構築のために、北九州市内の関連団体への働きかけを行い、地元企業の経営者にヒアリングを行った。こういった情報収集により、調査協力企業の募集ととともに、調査票案を作成した。研究計画よりも遅れが生じていることから、今年度の準備を踏まえて、研究を進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究計画時に想定していた以上に、ヒアリングでの情報収集や調査票の作成、先行研究のレビューに基づく調査票の作成に時間がかかってしまった。また、調査協力企業の募集にも苦戦をしている。ただ、地元の中小企業とのネットワークを有する団体が、本研究に関心を示してくれたことから、次年度はその団体のネットワークを活用させていただいて調査協力企業の募集を進める予定である。調査全体としては遅れているが、遅れは挽回できる見込みである。
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今後の研究の推進方策 |
想定していた以上に、ヒアリングでの情報収集や調査票の作成、先行研究のレビューに基づく調査票の作成に時間がかかってしまった。また、調査協力企業の募集にも苦戦をした。ただ、令和6年度は、令和5年度に関係を深めた団体のネットワークを活用し、分担研究者と協力し、調査協力企業の募集。調査票の内容の確定、倫理申請の受審等を進めていきたいと考えている。
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