研究課題/領域番号 |
23K09785
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
武冨 貴久子 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (80543412)
|
研究分担者 |
栗原 知己 札幌市立大学, 看護学部, 助教 (00910035)
藤井 瑞恵 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (20331192)
田中 理子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 非常勤講師 (20648480)
田仲 里江 札幌市立大学, 看護学部, 助教 (40613683)
村松 真澄 札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (50452991)
中村 恵子 札幌市立大学, 看護学部, 専門研究員 (70255412)
樋之津 淳子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (90230656)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 看護教育 / アセスメントスキル / 継続教育 / 看護基礎教育 / アセスメント / シミュレーション研修 |
研究開始時の研究の概要 |
COVID-19感染拡大により看護基礎教育における臨地実習の機会が失われ、理論と実践を統合する学習の多くが卒業後の臨床現場に委ねられ、新人看護師教育と指導者育成の双方に課題が生じている。本研究では、看護実践の基盤であるアセスメント力に焦点を当て、新人看護師と指導者の学習課題を解明する。さらに “新人看護師のアセスメント力向上のためのシミュレーション研修”を指導者自身が参画するプロジェクト型研修として企画・展開する。大学と医療機関の共同体「看護コンソーシアム」の連携体制を強化し、現在の臨床教育課題に取り組み、基礎看護教育と継続教育をシームレスにつなぐシミュレーション研修を構築する。
|
研究実績の概要 |
COVID-19 パンデミック下で基礎教育を受けた新人看護師教育の学習上の課題を帰納的に明らかにするため、質的研究デザインによる調査の準備として文献検討を行った。COVID-19 パンデミックによる修学に影響を受けた新人看護師の看護実践能力についての研究は散見されたが、看護基礎教育で学修したアセスメントを臨床で適用するギャップや臨床指導における困難についての報告は見当たらなかった。そこで、臨床における看護の実践基盤となる看護師の思考プロセスや関連する継続教育にフォーカスをあてたスコーピングレビューに取り組んでいる。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
文献研究を通した質的研究デザインによるニード調査の準備の進行中である。 また、看護基礎教育と臨床看護師が参加する研修プログラムを予定しており、病院と大学の学習の場を提供する仕組みとしてWeb上のプラットフォームを構築する準備を進めている。
|
今後の研究の推進方策 |
代表・分担研究者が展開してる看護コンソーシアム参加病院の看護師を対象に、COVID-19 パンデミック下で基礎教育を受けた新人看護師教育の現在の課題と学習ニード、指導における課題について、質的研究デザインによる調査を実施する。調査で得たデータは、テキストマイニングによる分類を行い、新人看護師、指導者、看護管理者の視点から課題を集約し整理する予定である。
|