研究課題/領域番号 |
23K09815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
稲垣 聡 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (70785451)
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研究分担者 |
加藤 憲司 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (70458404)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 糖尿病 / 自己管理支援 / ゲーミフィケーション / ピア・サポート / e-health / Consumer Health / 動機づけ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、ゲーミフィケーションを基盤とした糖尿病自己管理支援システムが糖尿病患者の自己管理行動の動機付けに有用であるかを評価する。 初年度には、スマートフォンアプリ「みんチャレ」を用いた介入研究の長期的な効果を検証する。また、自己管理支援システムの導入に関する心理的障壁について調査し、自己管理支援システムの利用を促す方法を模索する。 次年度から最終年度にかけては、性質の異なる2つのゲーミフィケーションを組み込んだ糖尿病療養支援システムを用いた介入研究を行い、使用するシステムの種類と活用方法に関連した効果の差を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、ゲーミフィケーションを組み込んだ糖尿病自己管理支援システムが、糖尿病患者の自己管理行動の動機付けに有用かを評価することである。 初年度には、スマートフォンアプリ「みんチャレ」を用いた介入研究の長期的な効果を検証する予定であった。計画通りに介入前後のデータ収集を終え、現在はデータ分析の段階にある。短期間の利用では、チームメンバーからの情緒的支援や社会的比較効果により、健康的な生活習慣が動機づけられる可能性があることが報告した。 同時に、研究参加者数が少なかったことから、ヘルスケアアプリの導入に関する心理的障壁についても調査する必要が生じた。この件についても研究倫理審査を受け、研究実施体制を整えた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究参加者数が少なかったことに関連した新たに調査をする必要が生じたため。また、第1報の論文の査読に時間を要しており、長期効果を示すことができていないため。
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今後の研究の推進方策 |
ゲーミフィケーションを組み込んだアプリの長期効果について分析結果を報告する予定であり、可能であれば複数のアプリケーションでの比較検討を行う。 また、ヘルスケアアプリの導入に関する心理的障壁に関する調査を実施し、結果をまとめる。
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