研究課題/領域番号 |
23K09822
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 湘南鎌倉医療大学 |
研究代表者 |
黒田 裕子 湘南鎌倉医療大学, 大学院 看護学研究科, 教授 (90234616)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | COVID-19パンデミック / 看護診断 / 看護介入 / 看護成果 / 実態調査 / 看護記録 / 電子カルテシステム / 看護支援システム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究はCOVID-19パンデミックにおけるわが国の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにする。パンデミック前の2018年2月に同じ調査を実施している。今回の調査結果を5年半前のパンデミック前と比較し、COVID-19パンデミック下に置かれた医療機関と教育機関の看護診断・成果・介入にかかわる問題状況を明らかにし、何らかの対策を講じる手がかりを得たいと考えた。予測される問題は、患者情報の制限から看護師のアセスメントが不十分となり、適切な看護診断・成果・介入が立案できず、質が担保された看護実践ができていないこと、教育機関では看護学生の看護実践能力の低下が考えられる。
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研究実績の概要 |
本研究は、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにすること、さらに、COVID-19パンデミック前の調査結果と比較することを目的としている。2023年度に実施した調査では、4031医療機関に調査依頼し、585医療機関から調査票が回収された。また、991教育機関に調査依頼し、232教育機関から調査票が回収された。現段階では、調査票の数値データの統計入力と質的なデータ入力は終了している。2024年度は、これらの量的データの分析と質的データの分析を実施し、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにすることを目的として、研究協力者6名と共有し考察する予定である。またこの結果を、2018年2月に実施した同様の調査結果と比較検討し、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態における問題状況を考察する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度の全国調査では、調査票の回収率は医療機関では15%、教育機関では、23%と低い結果となってしまったが、医療機関からは585件、教育機関からは232件から調査票が回収されているために、一定程度の分析は可能であるために、おおむね順調に進展しているとした。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、585医療機関及び232教育機関から得られた調査票の量的データの分析と質的データの分析を行い、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにすることを目的として、研究協力者6名と結果を共有し考察する予定である。またこの結果を、2018年2月に実施した同様の調査結果と比較検討し、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態における問題状況を考察する予定である。
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