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高齢呼吸器疾患患者の退院後を見据えたオーラルフレイル対応支援プログラムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23K09833
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関福井大学

研究代表者

出村 佳美  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)

研究分担者 長谷川 智子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
上原 佳子  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (50297404)
北野 華奈恵  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
礪波 利圭  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (10554545)
小林 美貴  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (80980317)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
キーワードオーラルフレイル / 高齢呼吸器疾患患者 / 対応支援 / プログラム / 口腔機能低下
研究開始時の研究の概要

高齢呼吸器疾患患者の重症化や介護予防のためには、口腔機能低下の予防が重要である。高齢の入院患者は口腔機能が低下しやすいため、入院中から退院後も見据えた予防的介入が必須となる。本研究では、口腔機能低下の一連の過程であるオーラルフレイルに着眼し、看護師によるオーラルフレイル対応の推進に向けた支援プログラムを構築する。プログラムが活用可能になれば、看護師のオーラルフレイル対応力の向上が期待できる。また、オーラルフレイルの早期の段階から状態に合わせた対応が可能となり、高齢呼吸器疾患患者の口腔機能低下の予防・改善も期待できる。

研究実績の概要

本研究の目的は、高齢呼吸器疾患患者の重症化予防やフレイル予防を目指し、看護師による患者の退院後を見据えたオーラルフレイル対応を支援するためのプログラムを構築することである。
令和5年度は、オーラルフレイルに関する啓蒙活動の一環として、看護師を対象とした研修会を開催した。また、令和6年度には呼吸器疾患で入院する患者のオーラルフレイル及び口腔機能低下に関する実態調査を予定しているため、病棟に勤務する慢性呼吸器疾患看護認定看護師を交えた意見交換を行った。実態調査では、入院前後で対象者の口腔機能を比較するため、呼吸困難で入院する患者を除外し、がん治療目的で入院する患者を調査対象にすることとなった。さらに関連する学会に参加して、本研究の遂行に必要な情報収集を行った。令和6年にはオーラルフレイルの概念や定義が変更になるとの情報を得たため、これらの情報を反映させて研究を遂行できるよう、今後の取り組みのための準備を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

令和5年度は、入院中の高齢呼吸器疾患患者への実態調査を開始することを目指して準備を進めてきた。しかし、オーラルフレイルに関する変更があるとの情報を得たため、学会からのステートメント発信後まで調査開始は見合わせることとした。

今後の研究の推進方策

令和6年度は、オーラルフレイルに関する新たなステートメントを研究に反映させ、入院中の高齢呼吸器疾患患者のオーラルフレイル及び口腔機能低下に関する実態調査を実施する。また、看護師を対象としたオーラルフレイルに関する教育ニーズを把握するための調査準備を進める。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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