研究課題/領域番号 |
23K09842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
矢田 浩紀 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80644442)
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研究分担者 |
大達 亮 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (10760796)
安部 博史 国立音楽大学, 音楽学部, 准教授 (20344848)
亀崎 明子 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80526913)
大神 綾夏 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80934827)
安達 圭一郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90300491)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 精神科 / 看護師 / メンタルヘルス / 倫理的行動 / 虐待 |
研究開始時の研究の概要 |
精神科において看護師による患者への虐待事件は後を絶たない.虐待の背景には看護者のメンタルヘルス低下が指摘され,看護師が患者を守るためのシステム構築が急務となる.本研究では,精神科看護師の職業性ストレッサー及び自己効力感に加え,精神科看護師の主観的幸福感を新たに取り挙げ,精神科看護師の倫理的行動に影響を与えるメンタルヘルスモデルを構築する.そして,精神科看護師の倫理的行動に主観的幸福感,職業性ストレッサー,自己効力感がどのように影響しているのかを検討し,アサーティブネスおよびネガ ティブ・ケイパビリティを軸とした教育ツールを開発し,その介入効果を検討する.
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研究実績の概要 |
本年は精神科看護師の倫理的行動を高める仮説モデルを検討した。先行研究をみると、倫理的行動は幸福感に左右され、幸福感の予測因子はメンタルヘルスであると指摘されている。倫理的行動は精神科看護における成果の一つであり、従業のメンタルヘルスが成果に影響することを示唆した研究は複数ある。そして、精神科看護師のメンタルヘルスを理解する上で、ストレスは低下させる要因として、自己効力感は向上させる要因として理解することが重要である。そこで、精神科看護師のどのようなストレスおよび自己効力感がメンタルヘルス・幸福感に影響し、それがどのように倫理的行動と関連しているのかを検証するために研究計画を立案した。具体的には使用する尺度の選定と研究倫理審査委員会への審査申請の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本来は研究計画の倫理審査申請を終えている予定であったが、年度当初より予定外の大学内業務を担当することになり、研究実施に割く時間がかなり限定された。
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今後の研究の推進方策 |
本年度中に研究倫理審査申請の承認を受け、調査を完了させる予定である。
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