研究課題/領域番号 |
23K09871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
渡邉 真弓 中央大学, 理工学部, 共同研究員 (80751049)
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研究分担者 |
二階堂 琢也 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (20381402)
武田 時昌 関西医療大学, 保健医療学部, 客員教授 (50179644)
富山 智香子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80359702)
萬代 望 敦賀市立看護大学, 看護学部, 教授 (80516956)
王 財源 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (20249460)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 免疫 / 体温 / 「冷え」 / ウエル・ビーイング / 統合医療 / 腰痛 / ストレス |
研究開始時の研究の概要 |
「未病」(「冷え」)の改善法を解明し、「こころ」も「からだ」も豊かな社会を構築し、健康寿社会の実現への貢献する。そのために 1. 専門の異なる研究者チームを構成して、学際的に「冷え」改善に向けた「こころ」と「からだ」の繋がりを探索する。 2. 「こころ」と「からだ」を繋ぐ免疫機能と腸内細菌叢に注目して「冷え」を定量化する。 3 「冷え」改善の養生法として湯治や入浴が良いとされるが、そのメカニズムは不明である。の入浴の有用性と機序を上記2つの手法を用いて検証する。 こうして医療機関や薬のみに依存せず、「冷え」や「未病」に対して自ら実践可能な日本独自の健康増進法の基盤づくりを試み、その成果を広く世界に発信する。
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研究実績の概要 |
統合医療による「冷え」の解明とその予防 について、2023年度は予備研究としてインターネット・アンケート調査の結果をまとめた結果を① 英文論文1本、② 和文論文1本にまとめ出版した。これらの研究成果のうち「冷え」と腰痛との関連については、毎日新聞医療プレミアムや雑誌DIME などでインターネット上で複数のサイトで広く配信された。 それらの成果を、全日本鍼灸学会、温泉気候物理医学会、そして、京都大学人文科学研究所にて発表した。 温泉気候物理医学会では、我々と同じくウエル・ビーイングの研究をされている九州大学馬奈木俊介教授の研究を拝見し、我々の研究手法について質疑応答をする機会を得て貴重なアドバイスをいただいた。馬奈木教授は大分の複数の温泉効能について独自の手法で研究を行われ、「冷え」の研究をしている我々にとっても共通する部分が多い。また、その成果を2024年度に出版され、現在、その原著論文を参考にして我々の実験準備中である。京都大学での発表では、出席者より今後の研究方針についてのアドバイスを得て研究内容をブラッシアップする予定である。(「冷え」:なぜ日本人が悩むのか?―「こころ」と「からだ」の繋がり、2023年9月30日(土)14:00~17:00 ) 。京都大学人文科学研究所での発表の一部は、2024年臨川書店より出版された。 しかしながら、2023年度の研究成果は、webアンケートでの結果にすぎない。これらをヒト対照実験を実施して検証するため、現在、ヒト対象実験、そして、研究倫理委員会承認を得るため申請書の準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究準備はほぼ順調に進展している。現在はヒト対照実験実施のための準備中である。
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今後の研究の推進方策 |
現在はヒト対照実験実施のための準備中であり、倫理委員会申請書類準備中である。倫理委員会承諾以降、直ちに実験を行う予定である。
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