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看護動作における疲労回復のための下肢揉捏法模倣型ソフトマッサージ機器の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K09883
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

西岡 靖貴  滋賀県立大学, 工学部, 講師 (70609734)

研究分担者 関 恵子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (40760393)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードソフトアクチュエータ / 看護 / 非線形有限要素法 / 空気圧 / マッサージ / 看護師支援
研究開始時の研究の概要

近年,高齢化が進む中で看護師等の介助者側の負担が大きいことが問題視されている.負担を軽減するために適度な頻度での疲労の回復手段が必要である一方で,病院などの休憩空間・服装が限定される環境での回復手段は制約条件が多い.
本研究では新たな空気圧による手法として,あんま手技における揉捏法に着目する.揉捏法は筋肉を揉み解すことで,凝りや疲労感を軽減し,むくみの改善や心理的効果も得られることが報告されている.本課題では揉捏法を模倣するソフトアクチュエータを開発し,拘束感が少なく,病院などの制約された環境下でも持続的に使用可能な小型マッサージシステムの実現を目的とする.

研究実績の概要

揉捏法マッサージを模倣する機構としてシリコーンゴムを用いた進行波生成型のアクチュエータの開発に取り組んだ。提案した基本構造について、非線形有限要素法解析を用いて、設計パラメータと変位量、軌跡の関係について解析を試みた。また、ゴム成型により製作し、実験結果との比較についても検証した。製作物に関しては静的な状態の変位量を画像処理により計測した。
また、マッサージ効果のストレス評価用のセンサとして、心電センサについて検証した。特定の動作に対するストレスの計測をプレ測定実験として被験者と試みた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

基本的なアクチュエータの構造について、基礎的な原理については確認された。感染症などにより研究実施担当者、および協力者が病欠のため実施不可の期間が長くなったため、やや遅れが生じた。性能等に関しては改善項目を分担者とともに挙げ、新たな構造について考案する必要がある。

今後の研究の推進方策

本成果をもって、新たな構造についてのディスカッションは完了している。新たな構造について機器の開発と被験者による評価実験を次年度は試みる。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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