研究課題/領域番号 |
23K09917
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
笠原 康代 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (00610958)
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研究分担者 |
太田 雄馬 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助教 (80849365)
松尾 絵美子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助教 (10967558)
西村 礼子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (10757751)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 安全教育 / 医療安全 / 看護技術 / リスク知覚 / ハザード知覚 / ICT / 看護教育 / 基礎看護教育 / 教材開発 |
研究開始時の研究の概要 |
看護基礎教育課程では、学生の卒業時の技術獲得レベルが低いことが問題視され、医療安全に影響する課題となっている。また、COVID-19に伴う看護学実習への影響とSociety5.0時代の到来により、看護実践能力の効果的な修得を目指した情報通信技術(ICT)の活用が推奨され、教育機関では授業デザインを模索している。 そこで本研究では、基礎看護学と医療安全教育の一環としてSafety-ⅠとSafety-Ⅱ概念に基づき、基本的な手順を実践する際の看護学生の安全性評価および技術獲得レベルの向上を目指し、療養環境下におけるリスクとリスク回避行動を短時間で繰り返し学習できるICT教材を開発する。
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研究実績の概要 |
2023年度は、協力施設において過去に収集されたインシデント報告や先行研究等を通じて抽出した各診療科や在宅医療におけるインシデントの傾向と、看護基礎教育において育成を目指すコア・コンピテンシーをもとに、「転倒・転落」など複数のトピック別に一連の危険行動や成功事例に関する動画と静止画を撮影した。2023年度は、まず学内の実習室にて臨床現場を模した状況を作り、試験的に実験画像を作成し、実験方法に準じてシナリオおよび実験画像を開発アプリに実装した。 2024年度は、まず実験画像やシナリオの妥当性およびアプリの操作性等を検討し、試験的運用における課題を明確化する。そして、予備実験に向け、実験画像をより洗練したものに改善するとともに、場面(シナリオ)を増やし、予備実験・本実験を実施することを目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年度は、当初予定していた予備実験用の画像・シナリオ完成まで到達できなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、実験画像の撮影とシナリオ製作を進め、予備実験を速やかに実施したい。撮影場所として協力を依頼している医療施設においては、引き続き感染予防対策を厳重に行いつつ、協力が得られる範囲で実施する予定となっている。
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