研究課題/領域番号 |
23K09918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 新潟青陵大学 |
研究代表者 |
和田 由紀子 新潟青陵大学, 看護学部, 准教授 (20339948)
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研究分担者 |
小林 祐子 新潟青陵大学, 看護学部, 教授 (20303232)
河内 浩美 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (60387321)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 訪問看護師 / 暴力・ハラスメント / 心理的安全性 |
研究開始時の研究の概要 |
患者・その家族から看護職者への暴力・ハラスメント被害の報告は後を絶たないが、訪問看護師は一般病院とは業務形態や職場環境が異なるため、対応の困難さと共に被害の深刻化が指摘されている。その被害の質や、心身の健康への影響や心理的安全性との関連を早急に明らかにすることが必要である。 本研究では、訪問看護師が患者・その家族から暴力・ハラスメントを受けた場合の被害の質の観点より、心身の健康や心理的安全性の関連性を明らかにし、組織としての効果的な方策を検討する。訪問看護師の心身の健康を保ち、離職・休職の予防につながると共に、自身の所属施設ではない場所で業務を行う看護職者への応用可能性も期待できる。
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研究実績の概要 |
初年度である2023年度は、検討した文献をもとにA県・B県の複数の事業所の訪問看護師10名に半構成的面接法による面接調査を行い、逐語録の作成・分析をもってさらに課題を明らかにする予定であった。予定より遅れているが、現在は2県3か所の訪問看護ステーションに勤務する8名の訪問看護師に協力いただき、面接調査を実施中である。 今後は分析を進め、訪問看護師の暴力・ハラスメントを受ける実態とCOVID-19感染拡大前からの変化、被害の実態と質、心理的安全性との関連について現状と課題を明らかにできるように検討し、次段階の質問紙調査につなげていくことを予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
初年度に予定していた訪問看護師への面接調査について、所属施設の倫理審査委員会による倫理審査に予想以上の時間(約6か月)を要したため。
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今後の研究の推進方策 |
所属施設の倫理審査委員会の倫理審査が2か月に1度の開催のため、どうしても倫理審査委に時間を要する。次段階の質問紙調査についても時間がかかることが予想されるため、一次調査の結果がまとまり次第、早急に倫理審査を申請する必要がある。
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