研究課題
基盤研究(C)
本研究の主題は「リビングラボを活用した新たな地域がんサロンの開発」である。2人に一人が、がんに罹患する時代において、がんサバイバーシップは益々重要になる。また、市民を主体とした地域イノベーションの仕組であるリビングラボが推進されている。リビングラボの考え方を活用した新たながんサバイバーシップを支援する場としての地域がんサロン(仮称;がんラボ)の提案は、がんサバイバーのQuality of life (QOL)を維持・向上し、医療と地域をつなぐ、新たな仕組みになると考えた。がんラボを介入とし、そこに参加するがんサバイバーのQOL評価、心身・生活機能の変化を継続評価し、場の有用性を検討する。