研究課題/領域番号 |
23K09935
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
家入 裕子 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20716584)
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研究分担者 |
横田 恵 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (60911477)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 特定行為研修 / 感染管理 / 認定看護師 / チーム医療 |
研究開始時の研究の概要 |
特定行為研修を含む感染管理認定看護師教育課程修了生の所属施設における特定行為実践に係る困難やそれに対する工夫・取り組みの実態を①修了生の立場、②修了生の所属施設の管理者の立場、③修了生を指導する医師の立場の3点から明らかにし、感染管理認定教育課程のプログラムや認定教育課程修了後のフォローアップ研修等の教育的介入に活用することで、医療施設における感染対策及びチーム医療の推進に貢献する。
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研究実績の概要 |
今年度は本研究の基礎となる「感染管理認定教育課程(特定行為を含む)」の実施を中心に行った。この教育課程は、E-ラーニング、集中講義、臨地実習(内特定行為に係る臨地実習10日間)を含む日本看護協会の認定を受けた831時間のカリキュラムであり、主任研究員が本課程の主任教員として実施した。そのうえで、「感染管理認定教育課程(特定行為を含む)」修了生に対して、特定行為の実践状況や実践に係る困難に関する要因を明らかにすることを目的に質問紙調査及び半構成的面接を実施する予定としていた。 特定行為の実践状況や実践に係る困難に関する質問紙については、「感染管理認定教育課程(特定行為を含む)」に対する個人面談あるいはグループワークを通して得た情報に基づき作成を行った。本来、質問紙調査結果に基づき半構成的面接を実施するためのインタビューガイドを作成し、面接を実施する予定としていたが、質問紙調査及び面接の実施に至っていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
感染管理認定教育課程修了生に対して修了後の特定行為に関する質問紙(特定行為に関する実践状況及び実践できない理由や実践時の困難に関する内容)を作成したが、対象である感染管理認定教育課程修了者の認定審査や新型コロナ感染症やインフルエンザ等感染症対策で多忙な時期と重なってしまったことから、十分な回答率が見込めないと判断した。そこで、認定審査の結果の公表後で病棟における感染症対策が安定する時期(次年度)に調査期間を修正することとした。
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今後の研究の推進方策 |
2024年6月までに、染管理認定教育課程修了生に対して終了後の特定行為に関する質問紙(特定行為に関する実践状況及び実践できない理由や実践時の困難に関する内容)調査を実施する。8月までに質問紙結果の集計・分析を実施し、実践状況や実践に影響する要因の傾向を明らかにする。 9月までに質問紙結果に基づいたインタビューガイドを作成する。 10月から半構成的面接を実施し、特定行為実践に影響する要因、実践時の困難の実態を明らかにするとともに、実施されている工夫例を収集し、分析する。
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