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就労している2型糖尿病患者のリカバリー経験を活用した看護支援方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K09941
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関千里金蘭大学

研究代表者

中尾 友美  千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (90609661)

研究分担者 清水 安子  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50252705)
堤 千代  聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (20369846)
脇 幸子  大分大学, 医学部, 教授 (10274747)
河田 照絵  日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (40438263)
高橋 慧  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10894941)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード糖尿病 / セルフケア / リカバリー経験
研究開始時の研究の概要

就労している2型糖尿病患者は、様々なストレス、特にワークストレスが糖尿病の発症やセルフケアに影響する。そのため、心や身体を休め、糖尿病の管理をする力を回復することも必要なのではないかと考えた。そこで、本研究では、就労している2型糖尿病患者に対し“リカバリー経験(休み方)”といった側面から、患者を支援する方法を検討する。具体的には、就労している2型糖尿病患者を対象に、ストレス、リカバリー経験およびセルフケアについて相互の関係を分析し、リカバリー経験を活用した看護援助を検討し、リカバリー経験が糖尿病患者のセルフケアの改善、合併症の軽減に役立つ可能性を探求する。

研究実績の概要

本研究の目的は、就労している2型糖尿病患者に対し、リカバリー経験といった側面から糖尿病のセルフケアを促進する方法を検討することであり、①就労している2型糖尿病患者のストレス、リカバリー経験、糖尿病のセルフケアの相互の関係を明らかにする、②リカバリー経験を活用した看護援助方法について検討をする、③ 検討した看護援助を実践し、その評価をする、といった3つの調査を実施する予定である。
2023年度は、就労している2型糖尿病患者のストレス、リカバリー経験、糖尿病のセルフケアの相互の関係を明らかにするための質問紙調査を開始した。まず、調査票について、調査内容、調査項目数、質問の適切性について研究者で検討をした。調査内容は、対象者の背景(年齢・性別・勤務形態・糖尿病の教育経験・HbA1c・BMI・治療・合併症など)に加え、職業性ストレス、リカバリー経験、糖尿病のセルフケア能力、生活時間のマネジメント、セルフケア行動としていたが、対象者の負担を考慮し、セルフケア行動に関する一部の質問項目を削除した。次に、研究協力者に調査の説明をすると共に、研究分担者と研究協力者で再度調査の適切性について検討をした。その上で、研究代表者が所属する大学の研究倫理審査を受け承認をされた後、研究倫理審査委員会がある施設においては、研究倫理審査を受け承認を得て調査を開始した。現在、4つの施設で調査を開始し、55名から回答を得ている。引き続き調査を進めていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

調査票の作成、研究倫理審査が予定通り進み、調査施設の協力も得られたことより、予定通り調査を開始できた。

今後の研究の推進方策

予定通り研究は進められているが、問題が生じた場合は、研究分担者や研究協力者と協力して対処する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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