研究課題/領域番号 |
23K09995
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 湘南医療大学 |
研究代表者 |
片山 典子 湘南医療大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (40612502)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 臨界期 / 統合失調症 / 精神科訪問看護師 / 家族支援 / 強化プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、初回精神病エピソードから5年以内の臨界期(以下、臨界期)の統合失調症者の訪問ケアに困難を感じている訪問看護師を対象にした「臨界期統合失調症者に対する訪問看護師の家族支援を強化する教育プログラム」を構築し、実施・評価する。さらにグループスーパービジョンを導入したフォローアップ研修をへて有用性を確認したうえで、プログラムを開発する。臨界期は最も脆弱性が高く、自傷や自殺、再発、家族機能の低下などさまざまな問題が生じやすい。この時期に訪問看護師が適切な家族支援を提供されることは「治療中断」を防ぐことに繋がり、患者や家族の安寧の維持や患者の地域生活の維持にも繋がり、本研究の意義といえる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、初回精神病エピソードから5年以内の臨界期(以下、臨界期)の統合失調症者の訪問ケアに困難を感じている訪問看護師を対象にした「臨界期統合失調症者に対する訪問看護師の家族支援を強化する教育プログラム」(以下、本プログラム)を構築し、実施・評価する。さらにグループスーパービジョンを導入したフォローアップ研修をへて有用性を確認したうえで、プログラムを開発する。臨界期は、最も脆弱性が高く、自傷や自殺、再発、家族機能の低下などさまざまな問題が生じやすい。この時期に訪問看護師が適切な家族支援を提供されることは「治療中断」を防ぐことに繋がり、患者や家族の安寧の維持や、患者の地域生活の維持にも繋がり、本研究の意義といえる。 2023年度研究計画は、<研究1>①訪問看護師を対象とした早期精神病や統合失調症者の家族支援に関するプログラム内容や評価指標に関する文献を収集し、文献からプログラム内容およびプログラムの評価内容を抜き出す、②訪問看護財団等が主催する精神科訪問看護基本療養費と届出要件を満たす研修や統合失調症者の家族支援に関する教育プログラムの内容を精選し、本プログラムの内容、順序性、評価指標を決定し、研究者らでプログラム内容について継続的に討議を重ね、本プログラムを作成することである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年度研究計画は、<研究1>①訪問看護師を対象とした早期精神病や統合失調症者の家族支援に関するプログラム内容や評価指標に関する文献を収集し、文献からプログラム内容およびプログラムの評価内容を抜き出す、②訪問看護財団等が主催する精神科訪問看護基本療養費と届出要件を満たす研修や統合失調症者の家族支援に関する教育プログラムの内容を精選し、本プログラムの内容、順序性、評価指標を決定し、研究者らでプログラム内容について継続的に討議を重ね、本プログラムを作成することであったが、教育プログラムの文献および資料収集の途中である。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、引き続き教育プログラムの文献および資料収集を行い、家族支援に関する教育プログラムの内容を精選し、本プログラムの内容、順序性、評価指標を決定し、研究者らでプログラム内容を決定していく。
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