研究課題/領域番号 |
23K10000
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
三宅 美智 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 公共精神健康医療研究部, リサーチフェロー (20580814)
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研究分担者 |
藤井 千代 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部, 部長 (00513178)
深澤 舞子 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (00816621)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 隔離・身体的拘束の減少 / 精神障害当事者 / 育成プログラム / 精神障害当事者の参加 / 行動制限最小化 / プログラム開発 |
研究開始時の研究の概要 |
精神病床における隔離・身体的拘束件数は、増加し高止まりの状態となっている。その背景には、隔離・身体的拘束を削減するための介入手法の検証が不足していることが考えられる。隔離・身体的拘束の削減に有効な手法の1つとして「Six Core Strategies」があり、日本でも紹介されているが、その普及には課題が残っている。そこで本研究では、日本での普及を可能にするために、特に導入が難しい「精神障害当事者が行動制限最小化の活動に参加する」ことに注目し、その準備として、精神障害当事者を対象とした育成プログラムの開発を目的とした研究を実施することにした。
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研究実績の概要 |
隔離・身体的拘束の削減に有効な手法の1つとして「Six Core Strategies」があり、日本でも翻訳され、精神看護関連の雑誌で紹介されているが、その普及には課題が残っている。「Six Core Strategies」の中の戦略の1つには、行動制限最小化の活動に精神障害当事者が参加することが挙げられているが、日本での実践に関する報告は見受けられていない。そこで本研究では、日本で「Six Core Strategies」の普及を可能にするために、特に導入が難しい「精神障害当事者が行動制限最小化の活動に参加する」ことに注目し、その準備として、精神障害当事者を対象とした育成プログラムの開発を目的とした研究を実施する。今年度は、育成プログラムの作成準備として、育成プログラム策定のためのニーズ調査の実施方法について、検討を行った。またニーズ調査の調査項目を作成するための文献検討やヒアリングを実施する地域事業所のリクルートを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
育成プログラムの作成準備として、育成プログラム策定のためのニーズ調査の実施する予定であるが、調査項目作成のためのヒアリング実施にあたり、地域事業所のリクルートと調整に時間がかかっているため、進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
ヒアリングの実施と、その内容に基づくニーズ調査項目の確定後、調査を実施する予定である。
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