研究課題/領域番号 |
23K10002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
柏 一せい 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任研究員 (40971479)
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研究分担者 |
沼田 法子 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (10725253)
中川 彰子 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任教授 (70253424)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 神経性やせ症 / 回避・制限性食物摂取症 / 認知機能 / セットシフティング / セントラルコヒーレンス / 神経発達特性 / 自閉スペクトラム症 |
研究開始時の研究の概要 |
摂食障害の中でも、神経性やせ症においては、確立された治療法はまだない。しかし、症状の維持要因の1つとして、特定の認知機能の障害が指摘されており、欧米では、症状の維持に関わる2つの認知機能の障害に焦点を当て、改善を目指す認知機能改善療法の有効性が実証されつつある。 一方で、CRTの有効性に関する報告は、まだ十分とは言えず、神経性やせ症の認知機能の障害と症状との関係についてのさらに具体的な検討が、治療の有効性の向上には必須と考える。本研究は、日本において神経性やせ症の認知機能の障害を健常者と比較し、さらに、認知機能の障害と症状との関連を具体的に検討し、治療の有効性の向上に寄与することを目的とする。
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研究実績の概要 |
神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者の症状維持に関わる要因を検討するために、認知機能検査項目であるWCST、BSAT、ROCFTを行い、健常者の認知機能を比較・検討する。さらに、神経性やせ症において認知機能の障害と重症度(BMI)、精神病理、及び神経発達特性との関連性を検討するために、症状評価検査項目であるEAT-26、EDE-Q、とWICS-V、ADOS-2を検査する。現在まで、神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者9名がエントリーしている。今年度は、患者3名を募集し、上記の症状評価と認知機能検査項目を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現在、9名対象者をエントリーしている。AN患者が少ない、リクルートが想定したいた通り進まなかったと考える。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画の通り、引き続き、神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者を募集する。
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