研究課題/領域番号 |
23K10014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
石田 徹 上智大学, 総合人間科学部, 助教 (10633076)
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研究分担者 |
田辺 大介 東京工科大学, 医療保健学部, 助教 (70867150)
中村 裕美 東京医療保健大学, 看護学部, 講師 (90645904)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 児童精神科看護 / 家族支援 / デジタル教材 / ICT機器 |
研究開始時の研究の概要 |
児童精神科病棟では、家族支援は、患児支援と同様に必要不可欠である。しかし、看護師がそれを学習する教材は皆無に等しい。そこで、本研究では、児童精神科病棟における家族支援のためのICT機器を用いたデジタル看護教材の開発とその有効性の検証を目的として、『児童精神科病棟における家族支援のための看護ガイドライン』の内容と連動したシミュレーション型やロールプレイ型のデジタル教材(動画コンテンツやシミュレーションゲーム教材)を制作し、個人でも集団研修にも活用できる包括的な学習パッケージを開発する。これにより、看護師が効果的な家族支援を実践し、患児と家族との再統合が早期にできることが期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究課題では、児童精神科病棟における家族支援のためのICT機器を用いたデジタル看護教材の開発とその有効性の検証を目的とした。そのデジタル教材は、科研費(18K10349)で作成した『新人看護師のあなたにおくる児童精神科病棟における家族支援ガイドライン:はじめの家族支援Q&Aと事例集』の内容と連動したもので、新人看護師にとって家族支援をよりイメージしやすく、臨床現場に則したものとなり、児童精神科看護における家族支援に貢献できることが期待されるものである。初年度である2023年度は、デジタル教材の制作に必要な準備をする予定であった。6月に第1回科研会議(キックオフミーテイング)を開催し、スケジュールの確認やチーム編成(教材制作チームと検証チーム)が行われた。それぞれのチームが進めていくこととなり、教材制作チームは、まず家族支援ガイドラインに掲載している一つの事例について、デジタル教材のコンテンツとしてセリフも含めた流れをツリーという形で検討することとなった。また同時に、教材コンテンツについて関連業者(デザイナー)に相談し、大まかなコンテンツイメージ案や使用するイラスト案などの作成を依頼し制作してもらった。検証チームは、教材の有効性の検証に用いる評価方法等について検討を行っていた。以上の通り、当初の計画通り、本課題は順調に遂行されていたが、研究代表者が所属機関における任期満了に伴い退職したことにより、科研費応募資格を喪失したため、本研究課題は廃止に至った。
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