研究課題
基盤研究(C)
身体拘束をせずに治療継続するため、申請者は接触検知による医療用カテーテル自己抜去防止システムの開発に取り組んでいる。しかし、自己抜去の際の動作やその時の生理的反応については明らかになっていない。そこで本研究は、認知機能が低下している等で自己抜去リスクがある患者を対象に、医療用カテーテルの自己抜去時の動作と生理的反応(心拍、自律神経活動)を計測し明らかにし、自己抜去を予測するアルゴリズムを開発、ケア方法を検討する。これにより、身体拘束をしなくても医療用カテーテルの自己抜去を防ぐことで治療が継続可能になり、センサシステムが見守るため医療者を頻回な見守りから解放することが可能となる。