研究課題/領域番号 |
23K10047
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
渡邊 知映 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (20425432)
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研究分担者 |
清水 千佳子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 乳腺・腫瘍内科 診療科長 (10399462)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | AYA世代 / 若年女性がん / セクシュアリティ / がん看護 |
研究開始時の研究の概要 |
AYA(Adolescent and Young Adult) 世代の女性がん患者のサバイバーシップにおける性生活に与える影響は明らかになっておらず、適切な支援体制が提供されていないことが課題である。 本研究は、乳がんと血液腫瘍のAYA世代女性がんサバイバーを対象に、がん治療後の性生活への影響の実態を調査し、関連因子の検討やセクシュアリティに関して求める支援のあり方について検討を行う。 その結果をもとに、AYA世代の女性がん患者がスマートフォンアプリを用いて適切なセクシュアリティに関する支援にワンアクセスでつながるサバイバーシップ支援ツールの開発を行い、その有用性について検証する。
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研究実績の概要 |
本年度は、がん患者の性・生殖への長期的影響について文献検討を行い、概念分析を行った。さらに、NPO法人キャンサーネットジャパンと共同で作成しているホームページ(も っと知ってほしいがんと性のこと~ 安心して性について語り合える社会のために~ https://www.cancernet.jp/seikatsu/sexuality/)の内容の追加修正を行い、正式にオープンした。さらに、セクシュアリティ相談アプリの開発を行い、アプリを登録された方から受けた若年女性からのセクシュアリティに関する相談内容について集計し、内容分析を行ってい、結果をまとめている段階である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
計画していた実態調査については実施に至ることができなかったため。アプリ開発については順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
アプリをダウンロード件数の増加が課題であるため、研究施設および若年がん患者団体を通して、広報を行う。若年女性患者を対象にアプリを使用してもらい、アプリの使用頻度、性に関する相談のニーズと支援の合致度、性的健康度・精神健康度の変化について、有用性を検討する。
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