研究課題/領域番号 |
23K10080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
幸本 敬子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 非常勤講師 (80778960)
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研究分担者 |
矢郷 哲志 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (00778243)
岡光 基子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (20285448)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 乳幼児精神保健 / 地域子育て支援 / ペアレント・メンター / 発達障害児 / 思春期 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、これまでに実施してきた乳幼児精神保健(IMH:Infant Mental Health)に基づく未就学児~小学生の発達障害児を育てる親を対象にしたペアレント・トレーニングとペアレント・メンターの養成に加えて、新たに思春期の発達障害児を育てる親を対象とするペアレント・トレーニングを設置するとともに、メンター養成・活動の規模を拡大する。 未就学児から思春期までを一貫した理念(IMH)に基づいて養成され、共通概念を有するメンター養成プログラムは発達障害者の家族が互いに支え合う地域社会づくりに大きく貢献するものである。
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研究実績の概要 |
本研究は乳幼児精神保健(Infant Mental Health)の理念に基づいて発達障害のある子どもをもつ親への育児支援として、これまでの未就学児~小学生を対象にしたペアレント・トレーニングに加えて、新たに思春期を対象としたペアレント・トレーニングとペアレント・メンターの養成を行い、その実行可能性と効果を検討することを目的としている。 研究手順は、①思春期ペアレント・トレーニングの実施 ②思春期ペアレント・メンターの養成③思春期ペアレント・メンター活動の実践で構成されている。 2023年は、先行研究の未就学児~小学生を対象としたペアレント・トレーニングおよびペアレント・メンター養成の成果を更に精査分析し、思春期ペアレント・トレーニングの実施に向けた準備を進めた。また、思春期ペアレント・トレーニングで用いる豪州で開発された特定ティーントリプルPについて、豪州トレーナーと打ち合わせを行い具体的な実施・運用についての準備を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が2023年5月に5類感染症として位置づけられたが、感染実態として度々の流行が確認され、併せてインフルエンザの猛威もあり、対象となる地域では学級閉鎖等の対応が継続して行われている状況であった。こうした影響を受け、思春期を対象としたペアレント・トレーニング参加者のリクルートを見合わせた。
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今後の研究の推進方策 |
思春期ペアレント・トレーニングの実施にむけて、リクルートを開始する予定である。ペアレント・トレーニング実施会場での参加に不安や抵抗を感じる参加者には、飛沫感染のリスクをさげるための環境調整(アクリル板の設置、マスク、消毒等の設置)を用意するとともに人数を少なくして安心して参加できる環境での開催を検討する。
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