研究課題
基盤研究(C)
PMS(月経前症候群)は多くの女性が自覚するが、対処している者は少なく、日常生活への支障を生じる者も多い。近年、20-40歳代の約80%が勤労女性であり、PMS症状は日常生活、学業や仕事のパフォーマンスへも大きく影響すると考える。しかし、その実態は明らかではない。今回、生活習慣やホルモン値(エストラジオールやプロゲステロン)がPMS症状に及ぼす影響を明らかにするとともに、PMS症状が認知機能やプレゼンティーイズムに及ぼす影響を明らかにし、それらを改善するための教育プログラムを開発し、女性がPMS症状をコントロールし、健康状態やパフォーマンスの向上に役立てたい。