研究課題/領域番号 |
23K10096
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
佐藤 いずみ 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (70735977)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 後期早産児 / 母乳育児支援 / 母乳育児 / 教育プログラム / アウトリーチ / 早産児 |
研究開始時の研究の概要 |
後期早産児(以下LPIs)を出産した母親を対象とした調査では、母乳育児を希望していても直接授乳の方法すら病院で習わないまま退院に至る、母乳育児に必要な方法がわからないまま退院しているという。一方でNICU、GCUに入院し1週間に1回の割合で看護師と母乳育児について話すことが出来たLPIsの母親は健康で入院期間が短かったLPIsの母親よりも母乳率が高いという報告がある。しかし多くの健康なLPIsについては退院後すぐに支援を受けられない状況がある。そこで母児が生活する本来の生活空間の中でLPIsと母親の様子を総合的に観察し支援できる開業助産師がアウトリーチする支援を実施できないかと考えた。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は後期早産児:Late Preterm Infant(以下、LPIs)と母親を対象とした分娩施設退院後早期からの母乳育児アウトリーチモデル(以下、アウトリーチモデル)を開発しその効果を検証することである。研究デザインは準実験研究で介入群(アウトリーチモデルによる介入を受けた者)、対照群(通常のケアを受けた者)を設定した2群を介入直前、1か月後、4か月後に比較する。2023年度は介入方法を検討する上で参考としたAssociation of Women’s Health, Obstetric and Neonatal Nurses : AWHONN(2013)が提唱した後期早産児の転帰を最適化するための概念フレームワーク(以下、LPIs 概念フレームワーク)を使い具体的な介入の案を検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究協力施設への依頼を行っているが助産所での分娩件数の減少に伴い、助産所で母乳育児支援を希望する母親も減少しているため研究協力施設及び研究協力者のリクルートが困難であったことからやや遅れていると評価した。
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今後の研究の推進方策 |
LPIs 概念フレームワークに基づきケアを提供方法を文書化する。研究協力施設及び研究協力者のリクルートを引き続き行う。
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