研究課題/領域番号 |
23K10124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
松本 祐佳里 福岡大学, 医学部, 講師 (80465765)
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研究分担者 |
中井 寿雄 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (10708986)
長谷川 珠代 福岡大学, 医学部, 准教授 (30363584)
藤原 悠香 福岡大学, 医学部, 助教 (70755230)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医療的ケア児 / 災害 / 訪問看護・介護 / ガイドライン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は(1)医療的ケア児・者に携わる訪問看護・介護者が医療的ケア児の災害対策の現状、具体的に介入できる内容・方法・役割について明らかにする。次に、(2)(1)で得た知見を用いて、医療的ケア児の実情に合わせた実行性の高い災害への備えや対策を個別に計画するためのガイドライン案を作成する。(3)ガイドライン案をもとに、医療的ケア児と養護者、支援者と共に避難シミュレーションを実施し妥当性を検証し完成させることである。医ケア児・者と一緒に取り組むことで心身の状態や地域の実情に合った対策や避難計画の立案に寄与し、かつ地域の医ケア児・者と養護者、訪問看護・介護、支援者の役割が明確化する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は(1)医療的ケア児・者に携わる訪問看護・介護者が医療的ケア児の災害対策の現状、具体的に介入できる内容・方法・役割について明らかにする。次に、(2)(1)で得た知見を用いて、医療的ケア児の実情に合わせた実行性の高い災害への備えや対策を個別に計画するためのガイドライン案を作成する。(3)ガイドライン案をもとに、医療的ケア児と養護者、支援者と共に避難シミュレーションを実施し妥当性を検証し完成させることである。 2023年度は、「医療的ケア児・者に携わる訪問看護・介護の災害対策の現状、具体的に介入できる内容・方法・役割や障壁を明らかにすること」である。現在までに実施されている災害対策などについて、研修会の参加や学会での交流集会を行うなど、情報を集め、医療的ケア児に携わる方々の現状にあった質問紙作成を目指している。 情報収集では、①自治体から個別災害計画(BCP)立案を求められているが、進んでいないのが現状であり、BCP作成の現状と障壁を確認する必要があること。②訪問看護師テーションによって、災害に対する意識に差があること。③看護師・介護士が災害に対する備えの認識があるか、訪問中に被災した時のシミュレーションができていないのではないかなどの課題が明らかになった。 今後は情報収集した内容や先行研究などを踏まえ、医療的ケア児に携わる看護師・介護士への質問紙を作成し、調査を実施していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
調査票の作成を行う上で、研修会や交流集会を開催することで、様々な方々から情報収集を行う予定であったが、時間確保ができず、調査票の作成が進んでいない。研究分担者と共に、再度協議を行い、調査票の作成を行う。
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今後の研究の推進方策 |
現在、調査票作成に向けて研究分担者との協議を行っている。調査票ができ次第、調査を開始する。研究者の所属機関において、研修会開催が予定されており、研修会参加者に協力を求めていく予定である。
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