研究課題/領域番号 |
23K10144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 湘南医療大学 |
研究代表者 |
青島 恵美子 湘南医療大学, 専攻科, 准教授 (30320865)
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研究分担者 |
島袋 香子 北里大学, 看護学部, 教授 (70206184)
山崎 圭子 湘南医療大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (50535721)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 産後ケア / 助産師のケア / 質指標 / 実態調査 / 宿泊型産後ケア / 研修プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、助産師のケアの質指標を用いて、助産師のケアの実態に基づいた宿泊型産後ケアの質向上を図るための助産師研修プログラムを開発することである。 2023年度は、宿泊型産後ケアを行う助産師のケアの実態調査を行い、助産師のケアの質の現状を明確にする。 2024年度は、助産師のケアの実態から助産師に必要なケア能力(知識、技術、態度)や質向上を図るための課題を検討し、宿泊型産後ケアを行う助産師研修プログラム案を作成する。その後、専門家会議を開催し、助産師研修プログラム案の妥当性を検討し、修正する。 2025年度は、助産師研修プログラムに基づいて研修会を開催し、効果を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、質指標を用いて宿泊型産後ケアの質向上を図るための助産師研修プログラムを開発することである。 令和5年度は、第1段階として、研究者が先行研究で作成した質指標(79項目)を記載した調査票を作成した。その後、産後ケア事業のホームページや宿泊型産後ケア施設が掲載されている文献を基に、産後4か月までの宿泊型産後ケア実施施設をリストアップし、一覧表を作成した。 研究倫理審査を受けて承認を得た後、宿泊型産後ケア実施施設の施設長に研究内容説明書、研究協力依頼書を送付し、研究協力の依頼を行った。現在は、施設長から研究協力の許可が少しずつ得られており、許可が得られた施設の産後4か月までの宿泊型産後ケアの経験がある助産師に調査票の郵送を行うところである。今後は、さらに研究協力者(産後4か月までの宿泊型産後ケアの経験がある助産師)を募り、データを収集し、分析を進め、宿泊型産後ケアを行う助産師のケアの質の実態と課題を明らかにする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和5年度は、産後4か月までの宿泊型産後ケアの経験がある助産師を対象に、質指標を用いて実態調査を行い、助産師のケアの質の現状(提供すべきケアがどれくらい実施されているか)を明確にし、その結果から助産師に必要なケア能力や質向上を図るための課題を考察する予定であったが、調査票の作成、産後4か月までの宿泊型産後ケア実施施設のリストアップに時間を要した。
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今後の研究の推進方策 |
第1段階の研究を進めていく。産後4か月までの宿泊型産後ケアの経験がある助産師の募集は350名を目標としているため、研究協力者が少ない場合は、全国の産後ケア施設をリストに加えて研究協力者を募り、データを収集し、実態調査の分析、考察を行う。そして第2段階の宿泊型産後ケアを行う助産師が必要としている研修プログラムの作成を行う。
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