研究課題/領域番号 |
23K10168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 人間環境大学 |
研究代表者 |
杉下 佳文 人間環境大学, 看護学部, 教授 (00451766)
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研究分担者 |
筧 侑子 人間環境大学, 看護学部, 助教 (00870122)
伊藤 義徳 人間環境大学, 総合心理学部, 教授 (40367082)
山田 尚美 人間環境大学, 看護学部, 助教 (70882421)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 周産期 / マインドフルネス / メンタルヘルス向上 / 育児期 / メンタルヘルス / ヘルスプロモーション |
研究開始時の研究の概要 |
妊産婦の自殺が増加しており、COVID-19のパンデミックに関連した女性の自殺が急増している。子ども虐待死における母子心中は経年的に全体の死亡の2~3割を占めている。妊産婦の自殺や心中は、特に周産期のうつ病が注目される。切れ目のない支援において特定妊婦に注目されてきたが、約半数はハイリスクではない妊産婦が産後うつ状態になることから、ポピュレーションへのメンタル・ヘルスプロモーション支援を行うことで周産期のうつ状態を低減することができるかもしれない。本研究はポピュレーションに対する妊産婦のメンタル・ヘルスプロモーションとしてマインドフルネスの概念からプログラムを作成し、妊産婦への介入を行う。
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研究実績の概要 |
近年、妊産婦の自殺が増加している。加えて、COVID-19のパンデミックに関連した女性の自殺が急増している。さらに、子ども虐待死における母子心中は経年的に全体の死亡の2~3割を占めている。切れ目のない支援において近年では特定妊婦に注目されてきたが、約半数はハイリスクではない妊産婦が産後うつ状態になることから、ポピュレーションへのメンタル・ヘルスプロモーション支援を行うことで周産期のうつ状態を低減することができるかもしれない。本研究はポピュレーションに対する妊産婦のメンタル・ヘルスプロモーションとしてマインドフルネスの概念からプログラムを作成し、妊産婦へのマインドフルネスプログラムを実施する介入研究である。その前後でメンタルヘルスの質問紙およびストレス測定を行う。また、妊娠期における介入が産後や子育て期まで切れ目のないマインドフルな状態を継続でき得るかどうかについて検証することを目的とした。 研究デザインは量的縦断調査および介入研究である。研究期間4年間のうち、初年度の令和5年度は調査準備とした。①使用する尺度やストレス反応について文献検討を行う。②マインドフルネスの研修会等に参加し、介入プログラムを確定していく。③質問紙の内容を精錬させる。④所属大学の研究倫理委員会に倫理申請を行う計画であった。①については文献検討を行い、尺度の確定を行った。②は松山道後マインドフルネス瞑想会に参加した。介入プログラムは検討中である。③は①と同様に確定した。④は介入プログラムが確定できていないため、倫理申請は未だである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
調査準備の中の介入プログラムの検討が遅れており、全体としてはやや遅れが出始めている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
まず、調査準備の介入プログラムを確定し、研究倫理審査に申請を行う。 その後は令和6年度の計画である質問紙調査およびストレス測定の調査を行うために、各研究協力施設に研究依頼を行う。10月頃より実際の調査を始める予定である。
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