研究課題/領域番号 |
23K10183
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
田邊 けい子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (00453506)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 無痛分娩 / 助産 / 助産師 / 女性 / 権利 / 硬膜外麻酔分娩 / 産科麻酔 / 多職種連携 / チーム医療 / 硬膜外麻酔 |
研究開始時の研究の概要 |
無痛分娩を実施する医療施設は全分娩取扱施設の26%(505施設)である。だが、その多くは都市圏に集中している。さらに、無痛分娩の助産実践の詳細は、各医療施設内で共有されるにとどまり、その内実は不透明で、勤務/所属する施設外でどのような助産が実践されているのかを助産師が知る機会はない。教育機関では、“自然分娩”を教育/学習モデルとし、無痛分娩は教育カリキュラムにあがっていない。そのため出産する女性たちが受ける助産ケアに格差が生じている。そこで、本研究計画を立案した。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、無痛分娩をめぐって助産師が実践している助産ケアを詳らかにしたうえで、無痛分娩に求められる助産ケアの教育プログラムを構築することである。この目的に接近するために4カ年計画を立てた。 初年度である令和5年度(2023年度)は、1.諸外国、とくに無痛分娩の実施率が8割を超えるフランスの助産実践に迫るべく、文献の収集と精読を行い、2.別途有志の産科医、麻酔科医とともにSNSを活用した無痛分娩の基本知識に関する情報を発信し、3.これまでの研究成果や新たに得られたデータをもとに、複数の学会や研究会での講演を行い、研究成果の一部を公表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度に実施する計画であった事項はほぼ完遂している。ただしシステマティックレビューに関してはさらなるリファインが必要。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度(2023年度)の研究成果を踏まえ、次年度以降も研究計画に従って研究を遂行する。
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