研究課題
基盤研究(C)
無痛分娩を実施する医療施設は全分娩取扱施設の26%(505施設)である。だが、その多くは都市圏に集中している。さらに、無痛分娩の助産実践の詳細は、各医療施設内で共有されるにとどまり、その内実は不透明で、勤務/所属する施設外でどのような助産が実践されているのかを助産師が知る機会はない。教育機関では、“自然分娩”を教育/学習モデルとし、無痛分娩は教育カリキュラムにあがっていない。そのため出産する女性たちが受ける助産ケアに格差が生じている。そこで、本研究計画を立案した。