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授乳姿勢の違いによる上肢体幹筋群への影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K10188
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関東京国際大学

研究代表者

武田 要  東京国際大学, 医療健康学部, 教授 (20458409)

研究分担者 井村 真澄  日本赤十字看護大学, 看護学部, 特任教授 (30407621)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード母乳育児 / 筋電図 / 授乳姿勢 / 母乳姿勢
研究開始時の研究の概要

対象は、生後1~6か月の乳児を持つ20~40代の研究の同意を得られた母子100組とする。計測課題は各授乳方法5条件(横抱き、交差横抱き、脇抱き、立て抱き、添え乳)における授乳動作とし計測項目は各授乳時でのⅠ. 母体の筋電図、Ⅱ. 修正Borg scaleによる身体疲労度の自覚強度とする。母親は乳児を抱っこした座位にて5分間安静状態を確保した後、乱数表によって決められた条件順にて各授乳を行う。各授乳の計測は1分間ずつ計測され、全5条件を実施する。

研究実績の概要

本研究では、母親や乳児にとって主体的に授乳方法を選択できることが母乳育児の継続につながるという仮説から、さまざまな授乳姿勢時での母親の上肢、体幹筋活動計測により、各授乳姿勢での筋活動の特性を明らかにすることを目的とする。本研究の意義は、様々な授乳姿勢での母親の上肢、体幹筋活動を定量化することで各授乳姿勢の特徴を提示することが可能となり、母乳育児の継続を阻害する要因である授乳時での腰痛、肩こり予防のために母子が主体的に授乳姿勢を選択できる一助となることである。
対象は、母乳相談を導入している各助産施設にて安定的に授乳が行えている生後1~6か月の乳児を持つ20~40代の研究の同意を得られた母子100組としている。除外基準は、母乳相談において、授乳に関する何らかの問題を抱える母子とする。
本研究の前にプレ計測を7月に行い条件や計測項目を確認した。当初の計画していた計測課題では各授乳方法5条件(横抱き、交差横抱き、脇抱き、立て抱き、添え乳)における授乳動作としていたが、添え乳の熟達度が母子で大きな差があることが明らかになったことから、実用的に使用するクッション利用の有無を横抱きの条件に加えた5条件での計測課題(横抱きクッションあり、横抱きクッション無し、交差横抱き、脇抱き、立て抱き)を改めて設定した。
その他、研究計画通りに計測項目としては各授乳時でのⅠ. 母体の筋電図、Ⅱ. 修正Borg scaleによる身体疲労度の自覚強度とした。計測手順は母親、乳児の身長・体重、出産回数、現状での疼痛(腰痛、肩こり等)の有無についての基本調査票を被験者自身が記入した後、各授乳姿勢条件下での筋電計測を行いながらの授乳を行い、実施後、各授乳条件下での身体疲労度の自覚強度の聞き取りを行った。
令和5年度では本計測を10月より開始し、2月までに27組の計測を実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画通り、桶谷母乳育児相談室の協力を得て計測場所、被験者のリクルートが比較的順調に進めることが可能となったことと、計測回数を週2回で行ったことによる。

今後の研究の推進方策

令和6年度は、計画2年目になるため被験者計測を5月より開始し、年度内に40組の計測を目指す予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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