研究課題/領域番号 |
23K10227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
杉浦 圭子 九州大学, 医学研究院, 助教 (10563877)
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研究分担者 |
村山 洋史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00565137)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 社会的孤立 / 複合的課題 / 地域包括ケア / 地域在住高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
現在増加している複合的課題を有する高齢者の社会的孤立を解消する効果的な介入・支援方法の確立は、地域包括ケア・地域共生社会実現のための喫緊の課題である。しかし、社会的孤立者への介入・支援方法の知見は充分でなく、行政や地域の専門家・活動家など関わる関係各所の役割が明確化されているとはいえない。本研究は、複合的問題を有する社会的孤立者への効果的・効率的な支援提供システム構築への示唆を得る。
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研究実績の概要 |
現在増加している複合的課題を有する高齢者の社会的孤立を解消するための一助となるべく、効果的・効率的な支援提供システム構築への示唆を得ることを目的としている。 最初の段階として、国内外の社会的孤立者の介入事例についての文献を抽出し、国外では1124件が該当した。現在、システマティックレビューとして集約するべく、文献の精読中である。文献の中には、グループを利用した介入の有用性が示されているものが多く存在した。最終的に、国内外の介入事例の類型化を目的に集約していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
システマティックレビューに向けて、文献を精読中である。文献数が多いことや通常業務から避けるエフォートが少なく、目標としている文献数に到達していないが、本年度中に一読し、共同研究者と内容を共有して論文化を目指す。
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今後の研究の推進方策 |
本年度は、昨年に引き続き社会的孤立への介入に関する論文を精読し、レビューを完成させる予定である。レビューの時には介入方法が類型化できるように、配慮しながら進めていく予定である。
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