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触法高齢者の再犯防止のための社会生活自立支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23K10251
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関姫路大学

研究代表者

鈴木 千絵子  姫路大学, 看護学部, 教授 (30563796)

研究分担者 山下 亜矢子  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (90614363)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード触法高齢者 / 高齢者看護
研究開始時の研究の概要

刑務所に収容される65歳以上の高齢者が増加している。この中には知的障害者や認知症者なども含まれ,健常な触法高齢者とは違う再犯防止支援が必要である。特に高齢者では窃盗、(万引き)の割合が多くその再犯率が高い。窃盗や万引きはアディクション(嗜癖)と呼ばれる様相も含まれ、また認知症の関与も考えられる。認知症や嗜癖関連問題は治療的介入や司法と福祉の連携において支援することが重要である。そこで個別の再犯事例を掘り下げ、その個人特性とそれに応じた社会生活支援システム構築し、再犯防止のための施策と再犯者本人の要望との乖離や齟齬を明らかにすることで新たな連携体制の可能性をさぐる。

研究実績の概要

「触法高齢者の再犯防止のための社会生活自立支援システムの構築」において、刑務所に収容される65歳以上の高齢者における、社会生活支援システムについて明らかにすることを目的に取り組んでいる。
2023年度においては、主にこれまでの触法高齢者に対する社会的支援について、文献から情報を収集し、「触法高齢者における社会支援の実際」についてまとめた。テーマ「触法高齢者における社会的支援に関する文献レビュー」について学会発表を行った(2023年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会)。さらに、高齢者や再犯者が多く在籍する神戸刑務所を見学し、入り口支援および出口支援について情報収集を行った。
現在は、触法高齢者における再犯防止のための社会的支援に関する研究について、大学の倫理委員会審査を通過し、司法と福祉の支援について聞き取り調査を行っている。今後はデータ数を増やし、分析を進めていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

おおむね順調に進展していると考える。

今後の研究の推進方策

「触法高齢者における再犯防止のための社会的支援に関する研究 ―司法と福祉の支援における現状と課題―」について、データを収集している。質的研究によって、触法高齢者の社会的支援に関わった司法側の職員からその現状と課題について明らかにしていく。
また、実際にその支援を受けた受刑者の経験を持つ高齢者についても、聞き取り調査を行っている予定である。その際、知的障害の有無や認知症の有無についても調査を行う予定。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 触法高齢者における社会的支援に関する文献レビュー2023

    • 著者名/発表者名
      鈴木千絵子
    • 学会等名
      アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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